平屋が割高になるのはなぜ?
こんにちは、RICHの母です。
いよいよ6月も後半に差し掛かりますね。
天気予報の気温も蒸し暑さを示す温度が毎日出ています。
まだまだ身体が暑さに慣れていないため
熱中症には注意ですね。
こんな暑い日には冷たい飲み物や食べ物を
ついつい取ってしまいます。
RICHの母もつい、冷たい麺類・・・
期間限定の蕎麦をランチに食べてしまいました。
金沢市鳴和にある「みや村」
知る人ぞ知る美味しいお店として大人気です。
開店11時に訪れるも次から次に・・・
30分しないうちに満席になってしまいました。
今回は期間限定の冷やかけ野菜素揚げそば。
天ぷらではなく素揚げなので、野菜の甘みが感じられて最高!!
蕎麦湯ももちろんたっぷりいただきました。
ビタミンCはお肌にいいので・・・(笑)
さて今回は最近かなりの頻度で問い合わせをいただいている
人気の平屋についてです。
老後の生活や見た目のシンプルさで「カッコいい」と人気になっています。
しかし・・・意外なことですが
二階建てより坪単価は高くなってしまいます。
そんなちょっと理不尽な話に関してお話してみようと思います。
★平屋はなぜ、坪単価が高い?
【結論】平屋の場合、屋根と基礎が多くなるので高くなります。
平屋と二階建ての金額差については
平屋の方が坪単価5万程度高くなります
住宅会社によってはそれ以上高くなるところもあります。
単純に25坪だとしても5万×25坪=125万高くなります。
基礎と屋根の部分がこの高くなる部分にあたる事になります。
この考え方でいくと、二階建てでも一階は皆さん水回りがありますので
どうしても2階より大きくなります。
そうすると一階と二階の大きさの差は
下屋面積と言って屋根の部分が出てきます。
二階が極端に少ない一部屋しかない場合などは高くつくことになります。
最もコスパが良いのは
一階と二階の面積が同じ「総二階」と言われる家です。
★大丈夫!平屋をあきらめなくていい
平屋は高くなるのであきらめよう・・・
そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんが
大丈夫です。
平屋は階段が不要なんです。
階段は1坪あります。
1坪=2畳、1階と2階の合計で2坪=4畳近くになります。
階段下収納での活用は別として
普通は居室として使えないスペースになります。
2坪というと、坪単価50万円なら100万円です。
更に、階段を登ったところに
廊下か踊り場などのスペースが必要になります。
2階には子供部屋や寝室等2~3部屋を造ると思うのですが
それぞれの出入り口につながる必要があるので
1畳では難しい場合もあります。
最近ではフリースペースして活用される方も多くなっています。
また、2階建ての場合、2階にもトイレをつくる方もいます。
トイレは面積としては1畳ほど必要ですし
2階への給排水工事が必要になり、お金のかかる部分です。
その他に大きなポイントとしては吹き抜けです。
最近は開放的な空間としての吹き抜けや
将来のライフスタイルからの変更での1部屋スペースの確保とし
吹き抜けを作りたい方が増えています。
吹き抜け自体は床がないので延べ床面積にはカウントしませんが
施工面積に算入します。
コスパの面でいうとあまり良いとは言えません。
という事は、同じ部屋数をつくる場合
平屋の方が総面積を小さくすることができるのです。
金額の事でいうと広さ=高くなるという事なので
コンパクトにつくれると安くなります。
うまくいけば3坪以上小さくなる場合があります。
逆に平屋でも廊下をつくると
延べ床面積が大きくなるので要注意。
廊下をつくらずリビングからすべての部屋に
アクセスするようにプランしましょう。
【結論】平屋は坪単価は高いですが延べ床面積が抑えられるので
結局平屋でつくっても2階建てでつくっても
建物価格はトントンという場合があるという事です。
★平屋で開放感を演出する方法
【結論】平屋の特権、一階リビングにロフトと勾配天井をつくる
ロフトというと屋根裏部屋みたいな空間ですね。
平屋の場合二階部分がないので、屋根の高いと頃であれば
ロフトがつくりやすいです。
勾配天井とは、普通の天井と違って
屋根ぎりぎりに斜めの天井をつくる事を言います。
2階建ての吹き抜けほどの高さはないですが
かなり広く感じられると思います。
天窓を設置することも可能です。
★平屋が割高なのは土地の広さにも関係がある
平屋の方が割高になりやすいのは、広い土地が必要という事です。
二階建てと平屋だと、単純に建築面積が平屋の方が2倍大きくなります。
そうすると必然的土地は広くないといけなくなります。
建蔽率をMAXに建築してもいいのですが
隣の家の日陰とならないように
距離を取ることも大事になります。
土地が広いと単純に土地代が高くなるという事もありますが
一般的に二階建て建築用に売られている土地が多いので
余裕をもって平屋を建てられる広さの土地というのも多くありません。
土地が広くなるという事は
固定資産税も高くなるという事になります。
平屋が希望だけど予算が・・・二階建てにしないとダメかな?
そんな迷いやお悩みがある場合は是非
RICHアビリティにご相談ください。
両方のプランと資金計画をして
ご希望に合った土地探しをいたします。
先に土地を決めてしまうと
ご希望がかなわないことも多々あります。
是非、土地と家はセットでご提案してもらいましょう。