大寒の時期はヒートショックに注意!!
おはようございます、RICHの母です。
2023年も中盤に差し掛かります。
正月気分もそろそろ抜けるようにしないと・・・
言いながら、何となく過ごしてます。
昨年暮れに家族のコミュニケーションに関し
家族のグルーブLINEがあるのは
石川県は栃木県と並び68%で全国1位とか・・・
何となく言葉を交わすコミュニケーションではなく
LINEグループと言うのが合理的と言うか。
実際、配偶者やパートナーに
「愛してる」「好き」等最も多く伝えたのは
1年間で71.1回の北海道。
最下位は群馬県の13.4回。
全国平均は34.3回となると、かなりの大差です。
今年は「愛してる」「好き」を沢山伝えられる
平和な毎日を送りたいですね。
いよいよ、1/20~2/3の大寒になります。
1年の中で最も大変な時季と言ってもいいのかと。
お家のお手入れどころではない・・・そんな時期ですよね。
今回はこの季節に大切な断熱性とヒートショックについて
お話したいと思います。
冬まっただ中のこの時期。
体調を崩さないように気をつけたいもの。
とくに室内の大きな温度差による
「ヒートショック」に警戒が必要です。
断熱性や気密性があまり高くない日本の住まい。
また北海道などの寒冷地を除けば、
家の中をまとめて暖房する習慣がありません。
使う部屋だけを暖める個別暖房方式が主流の日本では、
暖房している部屋とそうでない部屋の温度差が非常に大きく、
これが体に負担となります。
★冬は温度差が20℃近くになる!!
夏は外気温が33℃でも冷房した室内は26℃~28℃くらい。
温度差は6℃くらい。
ところが、真冬は外気温が0℃で、暖房した室内が25℃だとすると、
その差は実に25℃。
室内でも、暖房していない玄関や廊下、トイレや脱衣室などは、
北側にあることも多く、
室温が7~8℃にとどまっていることが少なくありません。
その差は17℃。
人の体は寒い場所に出ると、
手や足の抹消の血管を収縮させ、
冷えた血液が体内をめぐるのを避け、
体温を維持しようとします。
血管が絞られる分だけ血圧が上がるため、
体に負担がかかります。
これが「ヒートショック」です。
血管が脆くなっている高齢者などでは、
血管が切れてしまう心配もあります。
室内外の大きな温度差が引き起こす問題は
ヒートショックだけではありません。
暖かい空気が冷やされると「結露」が起こります。
結露はカビのもとになって健康に悪影響を及ぼし、
また木部を腐らせて住まいの寿命を縮めます。
断熱性を高めて、
暖房していない部屋でもあまり寒くならないようにしたり、
トイレや脱衣室などにも暖房器具を備えて、
室温を上げることが必要です。
玄関ドアや勝手口のドアを断熱性の高いものに交換する、
内窓をつけるといったことも効果があります。
★温風や輻射熱(ふくしゃねつ)で安全に暖かく
トイレや脱衣室の暖房は、
あまり広い空間ではないので、
安全性も大きな要素です。
燃焼させたり、赤外線ヒーターを使うものは避け、
温風を送るものやオイルヒーター、ホットカーペット
といったものを選びましょう。
トイレは狭いので新たに暖房器具を追加するのは難しいのですが、
脱衣室と一体の空間にリフォームして、
その全体を暖かくするという方法を取ることができます。
★結露防止には水蒸気対策も有効
内外の大きな温度差があると、
結露発生のもとになります。
暖かい空気と冷たい空気では、
含むことができる水蒸気の量が異なり、
冷やされれば冷やされるほどその量が少なくなるので、
暖かい空気は冷やされると結露してしまうのです。
結露が起きても、
たとえばアルミサッシの窓ガラスやアルミ枠のように、
すぐ気がついて拭き取ることができればまだ良いのですが、
大型の家具の裏など見えない部分の結露は放置されがちなので、
知らないうちに木部の腐朽が進行してしまう危険性があります。
結露防止は、住まいの寿命を延ばす意味でも大切なポイントです。
結露防止は、大きな温度差をつくらないことが基本の対策ですが、
そもそもできるだけ室内に
水蒸気をためないということも大切な心がけです。
調理時に出る水蒸気は換気扇をまわして外に出す、
洗濯物の室内干しを避ける、
灯油やガスを燃焼させるタイプの暖房器具は、
燃焼に伴って多くの水蒸気を発生させるので
できるだけ使用を避ける、
といったことが重要になります。
冬は乾燥するので、
加湿器などを使う場合もありますが、
湿度計などを見ながら、
湿度が高くなりすぎないように
気を配ることも必要です。
★浴室の窓を二重にして寒さを防ぐ
ヒートショック対策で有効なのは、
浴室(および脱衣室)の温度差の改善です。
入浴は、温度差だけでなくお湯に浸かることで
さらに血圧の変化が大きくなるので、
ヒートショックの危険も大きいからです。
寒い場所で脱衣することで収縮した血管(血圧は上昇)が、
お湯に浸かることで、
一気に開放され(血圧は低下)、
まさにジェットコースターのように
血圧が上昇と下降を繰り返します。
浴室の環境改善には、
在来型の浴室をユニットバスに変える、
あるいは旧型のユニットバスを新しいものに変える、
といったことが考えられます。
ユニットバスは断熱性も高く
あらかじめ工場で高い精度でつくられており、
気密性も確保されています。
最近では、浴室窓用の内窓もあります。
浴室の窓を替えたり、二重にするだけでも、
寒さの影響を抑えることができます。
是非、ヒートショックが気になる方、
お気軽にアビリティにご相談ください。
経験豊富なスタッフが親身になって
解決方法をご提案します。