水道負担金ってなに??
こんにちはRICHの母です。
とうとう師走に突入して、
年末に向けての仕事の段取りも
大変な時期になっているのではないでしょうか。
また、タイヤ交換はじめとして、
越冬のための暖房機器のお手入れも急ピッチですよね。
暖炉のある家では、薪の準備にも余念がありません。
アビリティのお施主様でも暖炉のある家の方は
充分な薪の確保をなされています。
さて、「水道負担金」という言葉を聞いたことはありますか?
「水道負担金」とは水道の利用申し込みに際して
水道局に納付しなければならないお金のことをいいます。
今回はこの「水道負担金」についてみていきたいと思います。
【更地を購入する際に行う水道工事】
家を建てるために更地を購入する際、
その土地にすでに水道管が引き込まれている場合と
そうでない場合があります。
★水道管が引き込まれているケース
水道管が引き込まれているケースは、
主に2パターンあります。
➀土地分譲の業者があらかじめ水道管を引き込んでくれている
広い土地を戸建に適した広さに区画割する際に造成工事を行いますが、
その際に水道管(もしくは下水道管)の引き込み工事を一緒にしてくれます。
この場合、純粋な土地の値段に工事費分を
上乗せした金額が、土地の販売価格となります。
➁以前家が建っていたが現在は取り壊され更地として販売されている
居住用の住宅ならば、トイレやキッチン、風呂などがあったはずです。
水道の配管が地中に残されている可能性があります。
解体する際は、トイレやキッチンなどの各箇所に
水を送る水道管は壊してしまったとしても、
本管から敷地内へ引き込む水道管はそのまま残します。
★水道管が引き込まれていないケース
農地や雑種地など、今まで一度も家を建てられたことがない土地は、
水道本管から自分の費用で水道管を
自分の敷地内に引き込まなくてはなりません。
工事費がかかりますので、引き込み分の予算を入れて
資金計画を立てなくてはなりません。
見積もりや工事の手配などは自分で行うのではなく
ハウスメーカーや不動産業者が手配してくれることがほとんどです。
【水道負担金はどういう時に支払うの?】
★中古住宅購入時は加入金の支払いが不要?
水道負担金は基本的に
新しく上下水道を設置するときに支払うお金です。
また、水道メーターの口径を大きくするなど
改造工事等をするときにも必要です。
中古住宅の場合はすでに工事が行われているので
加入しなくてもよい自治体が多いようです。
★支払わなければならないケースは?
水道負担金についての取り決めは
具体的に定められているわけではありません。
水道法第14条第一項には
「水道事業者は、料金、給水装置工事の費用の負担区分その他の供給条件について
供給規程を定めなければならない」とあります。
しかし、詳細は定められていないのです。
これに基づき、各市町村では、水道法14条の「その他の供給条件」を根拠にして
給水条例などの規定を作っているのです。
そのために、水道加入金の負担がない自治体があるいっぽうで
通常の口径(20ミリ)でも30万円ほどの負担を求められる自治体などがあるのです。
条例になっていれば、従わなくてはならず
万が一、支払いをしなければ工事が滞ります。
初めてのことだらけで、不安になるかと思いますが、
アビリティでは営業・設計・施工と
各担当者が必要になる費用に関しては事前に調べ
お客様の資金計画に落とし込み、
追加費用が出ない、安心安全ない家づくりをしています。