重要です!!前面道路情報。
こんにちは、RICHの母です。
今日はXmasですね。
今年はイヴが土曜日でXmasが日曜日。
ご家庭でのXmasが楽しめるのではないでしょうか?
Xmasと言えばチキンがメイン料理が多いかと思いますが
今年は鳥インフルエンザの流行からなのか
早くから鶏肉の不足や高騰が予想されていましたね。
皆様のご家庭のお料理はいかがでしょう。
我家は母と2人なのでチキンレッグ1本で十分です。
それよりも孫にはクリスマスプレゼントを郵送。
去年も送ろうと買いに行ったのですが、
既に11月のブラックフライデーあたりでみんな購入。
残りがほとんどなかったので、
今年は11月には用意しておきました。
とりあえずは、ばあちゃんの役目は果たすことができました。
さて今日のテーマは、新築のための土地探しの際
情報としてしっかり把握しておかないといけない
「前面道路」について、どのようなもの?という事で、
前面道路の幅や方位についてみてみたいと思います。
ところで土地を探す際に、
どのようなことを重視していますか?
多分、立地、価格、土地の広さ等を総合的に見て
検討される方も多いかと思います。
物件資料を見る際に
あまり注目されない方もいらっしゃるかもしれませんが、
前面道路の幅、どれだけ土地と接しているかは
非常に重要なポイントです。
住宅地に家が密集していている場所では、
細い道では車がすれ違うのも一苦労します。
逆に、前面道路が広ければ交通量が多くなるため、
騒音などが気になる場合があります。
今回は、それぞれ道の幅や方位についてお話します。
★家を建てるための接道義務
まず、家を建てるための土地には、
「接道義務」というものがあります。
都市計画区域内で家を建てる土地は基本的には
幅4m以上の道路(建築基準法上の道路)に2m以上
接していなければならないという決まりです。
これは火災や緊急時になどに
消防車や救急車、担架、救命器具が
スムーズに住宅までたどり着けるようにするために、
建築基準法によって定められています。
幅4m未満の道路に接している土地に
建物を建てる場合には、
セットバックが必要になります。
セットバックとは、
敷地に接している道路の幅を4m以上確保するために、
敷地を後退させることをいいます。
法律が定められる前は、
当時の基準で道路が整備されていたため、
現在でも幅4m未満の道路が日本には多く残っています。
幅4m未満の道路に既に建物が建っている場合には、
建物を動かす必要はありません。
しかし、幅4m未満の道路に接している土地に
新しく家を建てる場合や建て替えを行う場合には、
敷地を少し後退させ建物を建てることで、
将来的に道路の幅を4m確保することが定められています。
後退させる際には、道路の中心線から2m確保する必要があります。
セットバックが必要な場合は土地の物件資料などに、
「要セットバック」などと表記されていますので、
土地の物件資料を見る際は注意しましょう。
★前面道路の幅の目安について
■4m道路
古い分譲地などに多く車一台分が通れる道です。
メリット
・比較的土地の値段が安い
・交通量が比較的少ないところが多く、小さなお子様の通学にも安心
・大型車の通行が少ないので騒音が少なく閑静な環境で過ごせる
デメリット
・車の駐車が難しくなる
・車両のサイズによっては、車同士のすれ違いができない場合がある。
■6m道路
大規模な分譲地に多く、車がすれ違うことができる道です。
メリット
・日当たりや通風が良好
・車のすれ違いが可能
・幅が広いので、大きめの車でも駐車しやすい
デメリット
・土地の値段が高くなってくる
・交通量が多くなってしまうため、騒音が発生する
前面道路の幅が2m違うだけでも、
住環境がかなり変わってくるかと思います。
ご自身の生活や住みたい環境に合わせて選ぶことが大切です。
前面道路については、幅の広さだけではなく道路の方位も重要です。
土地を探している際に、
「〇側道路」という言葉をよく見かけるかと思います。
どの方位に道路があるのかによって、
日当たりや過ごしやすさが変わってきます。
★道路の方位について
■南側道路
南側に道路がある土地は、一般的に好まれる傾向にあります。
南側道路の場合、土地の南側に庭とリビングが作られることが多いです。
南側に庭や窓があることによって
長い時間光を入れ込むことができることがメリットです。
しかし、南側に道路がある土地は価格が比較的高い傾向にあります。
■北側道路
北側道路の場合は、道路と反対側にリビングや庭をつくることが多いです。
そのため、リビングや庭が道路側から見えにくい位置になるので、
プライバシー性は高くなります。
また、南側道路よりも価格が安くなる傾向にあるため、
少しでも安い値段で購入したい方にはおススメです。
季節や時間帯、隣地との距離によっては
日当たりが悪い場合があるあるので、注意しましょう。
■東側道路
東側道路の場合は、居室を全て南向きに設計しやすく、
朝日が入りやすいというメリットもあります。
ただし南側に近い距離で建物が建っている場合は、
陽当たりが悪くなる可能性もあります。
そういった際は2階リビングにするなど、
設計を工夫ことをオススメします。
■西側道路
西側道路の場合も東側道路と同様に
居室を全て南向きに設計しやすいです。
ただし東側とは違い、
住宅地だと朝日が入りにくい傾向にあるため、
やはり設計の工夫は必要になります。
間口や土地形状、広さによって条件は変わってきますし、
設計の工夫によっては安く土地を購入して
理想の家を建てられる可能性もあります。
是非一度当社に、どれ位の予算で建てたいかご相談ください。