子供部屋は間仕切るべきか?
こんにちは、RICHの母です。
子育ても終わり・・・どんだけ前や(笑)
孫とのひと時に、全集中のグランママです。
さて、家づくりをスタートするきっかけと言えば、
家族が増えた、子供が小学校に上がる、家賃がもったいないetc・・・
今回はそんな中から、子育て世代の方が家づくりをはじめ、
間取りを考えているときに悩むのが・・・
「子供部屋を仕切るべきか?」
「仕切らないで一定期間過ごし、後に仕切るべきか?」
どちらかを決断するのは簡単ではありません。
今回は、子供部屋を将来仕切ることについて、
知っているといい豆知識をご紹介します。
【費用について】
子供部屋を仕切る場合、新築当初から計画してあり、
出入口や収納などを設置してある場合には、
部屋の大きさにはよりますが、壁をつくる工事については、
10~20万程度の工事費用となります。
また、新築工事ですと壁をつくる工事費用は住宅ローン内でできますが、
将来、壁をつくる工事になると現金払いとなってしまいます。
また、個室が2部屋になるので、エアコンやインテリア類の追加費用も
考慮する必要が出てきます。
【子供が何歳になったら部屋を仕切るか?】
子供部屋を仕切る工事は、時期としては小学校高学年~中学校になって
検討し始める方が多いです。
中学受験や高校受験といった環境の変化と家計の支出が関係しています。
新築工事から10年以上が経過してからの工事になりますので、
予算計画を立てる際は、目安にすると良いでしょう。
お子様の成長に合わせて行う工事としてとらえましょう。
【子供部屋は狭い方が良いという風潮】
「頭の良い子はリビングやダイニングテーブルで勉強している」
聞いたことがある方も多いと思います。
生活音がある中で勉強する癖がついていると集中力が増す、などと言われ
多くの高学歴者からそのデータは実証済となっています。
こんな理由から、子供部屋は狭い方が良いとされているのです。
しかし、必要がないわけではありません。
子供でもプライベート空間は絶対必要です。
子供の成長過程において、一人の空間での思考や、思春期の時期の子供にとっては
良くも悪くも逃げ場となる場所が必要という事です。
一般的に子供部屋は6畳を目安と考えると良いでしょう。4.5畳でもぎりぎり可能です。
部屋が大きすぎると快適すぎて引きこもりの原因になるともいわれています。
家族みんながリビングに集まる暮らしを送るのが理想のようです。
【将来、子供部屋を仕切るメリット】
・部屋を広く使える
・明るい部屋になる
2部屋分が広く使えることは、窓の数も増え、明るい空間になります。
また、子供の友達が来ても広く遊べたり、祖父母の宿泊部屋などの
ゲストルームとしても使用可能です。
勿論、収納スペースとして一定期間使うこともできます。
【将来、子供部屋を仕切るデメリット】
・工事費用が発生(現金払い)
・工事の際の片付けが大変(不用品の処分も)
・エアコンの追加工事
先にもお話ししましたが、工事費用として10~20万程度が現金で
必要になります。
また、子供部屋が広かったために、物置状態にして使っていた方は
工事の際の片付けや処分が大変だったという声も聞きます。
更に個室が増えるのでエアコンの増設も問題に。配管できるようにして置き、
電源を配置していても、物代は発生することになります。
このように、決断するのが難しい問題についての豆知識をお話ししました。
部屋を仕切るだけではなく、増やすには?そんなこともあります。
そんな場合は、あらかじめ吹き抜けなどを将来個室にするなど、
いろいろな方法はたくさんあります。
自分たちがどんな生活をしたいか?
子供とのかかわりをどう持ちたいか?
家族の大切にしていること、コミュニケーションの取り方・・・
家づくりはそんな大切なことを見直すチャンスでもあります。
是非、ご家族で沢山話し合ってみてくださいね。