高低差がある土地に家は建てられる?
こんにちは、RICHの母です。
気温が高くなり、蒸し暑くなると、
つい冷たいも間が欲しくなりますね。
最近はスタッフの打合せの際にも、
RICHアビリティ併設の「madoかふぇ」から
人気のジェラードを出前?することがあります。
皆で食べながら打合せをすると、
なぜだかとげとげしい言葉は出てきません。
以前、労働組合との労使交渉の際も
「軽食でも食べながらやろう!」と
会社役員側からの提案があり、
交渉がスムーズにいった聞いたことがあります。
人は美味しいものを前にすると、
争いが少なくなるかもしれませんね。
ウクライナやロシアも、
美味しいものを食べながら交渉に臨んではいかがですかね。
さて今日は家を建てる際
いろいろな条件の土地に出会うと思いますが
今回はその中でも「高低差のある土地」について
お話したいと思います。
★高低差がある土地に家を建てる、メリット&デメリット
「ここの土地、いいんじゃない!」と思った土地が
高低差のある土地だったとしたら悩みます。
でも高低差があっても
工夫次第で理想のマイホームを建てることは可能です。
高低差のある土地は
家を建てられるように土地を整える
造成工事が必要になります。
デメリットとして施工にも通常の平坦な土地より
手間がかかるため建築費がかかり
土地が安くてもトータルコストが高くなってしまう可能性があります。
高低差がある土地に家を建てる技術やノウハウがある建築会社へ
依頼しなくてはいけないので
建築会社の選択肢が限られてしまう場合もあります。
敷地内や室内に高低差があれば段差や階段が多くなり
小さなお子様や高齢者が住みにくい家になってしまうので
その点も配慮が必要でしょう。
ただし高低差があると希望のエリアの相場よりも
安く買えるチャンスもあります。
高低差があって普通の土地よりも使いにくい分
土地価格は安い傾向にあります。
道路から家の中が見えにくい高さがあると
見晴らしが良い、低いと部屋が囲まれることで
気密性が高く音が気にならないなどのメリットもあります。
高低差をうまく利用して設計することで
オリジナリティのあるデザイン住宅ができます。
★土地に高低差があると、どれくらい費用がかかる?
高低差がある土地に家を建てる場合
まずは土地を整えるのに費用が掛かります。
土地の状態や高低差の程度によっても費用は変動しますが
おおよそ数十万円から数百万円ほどかかってしまいます。
➀土地の造成工事
切土、盛土、埋め立てなどを行い
土地の高低差を埋めたり傾斜をなだらかにします
➁地盤改良工事
盛土や埋め立てなどで土を足したケースで
そのままでは地盤が弱いという場合にはさらに地盤改良を行い地盤を補強します。
➂外構工事
造成を行って作った基礎が崩れてこないように壁を作って補強する擁壁工事
がけ部分や盛土が崩れないようにコンクリートで土を固める土留め工事などを行います。
土地代と工事費用の両方を確認しましょう。
★高低差がある土地だからこその活用法
高低差をマイナスに捉えるのではなく
プラスに考えて個性ある家にするのもいいもんです。
高低差をうまく活かした設計で
この土地だからこそ!!の家を建ててみましょう。
例えば、道路よりも高い部分がある土地では
外から見えにくくプライバシーが守られることや
日当たりを確保しやすいというメリットがあります。
1階部分はビルドインガレージや玄関などにして
2階部分にリビングなどの生活スペースを作ることで
窓を大きくし日当たり良く
プライバシーを確保できるリビングが実現します。
道路から低い部分がある土地の場合
低い部分にある部屋は気密性と遮音性に優れています。
採光が懸念事項ではありますが
音楽関係やシアタールームの活用は有効です。
ワインセラーや納戸などの設置方法もあります。
室内に高低差ができてしまう場合は
段差を活かして繻子右脳スペースを作ったりするなど
土地に合わせたプランを考えるのも楽しみの一つです。
現在も金沢市鈴見台、四十万町にて
高低差のある土地での新築工事が進行中です。
また、春先には山王団地の方でも2棟お引渡しました。
土地探しに苦労し、土地を安く手に入れて、
住んでからの景色を理想以上にする家づくりこそ、
この高低差のある土地での家づくりには無限大の可能性があります。
その実現ができるのは、抜きんでた設計力のおかげです。
RICHアビリティの設計力は実績からも明らかです。
是非、お気軽にお問い合わせください。