秋の夜長、トップライトがいいなぁ~!!
こんにちは、RICHの母です。
9月も中旬、秋の気配も感じられるこの頃ですね。
秋と言えば食欲の秋・・・
まぁ私の場合は年中ですが(笑)
先日、七尾市にある辻口博啓美術館【ル ミュゼ ドゥ アッシュ】に
行ってきました。
漆黒のエントランスを苦潜り抜けると正面奥には
目をみはるばかりのパノラマの海が広がり、
黒とヘアラインシルバーを基調とした空間との
鮮やかなコントラストに目を奪われます。
その中でいただく繊細なケーキとアールグレイの紅茶。
最高の贅沢です。
今回は美術館を意味する
「ミュゼ」と同じ名前のケーキをいただきました。
レモングラスの香りがするショコラムース、
艶やかなシンプルなキューブのフォルムは
神秘な宝石のようなイメージにしてくれます。
空間と共に秋のひと時を過ごしてみたらいかがでしょうか。
さて今回は「トップライトのメリット&デメリット」
についてお話したいと思います。
トップライトは雨漏りが心配との声も多い中、
新築にはやはり憧れも・・・。
それを今日は整理したいと思います。
★トップライト(天窓)とは?
トップライトfは天窓とも呼ばれていて屋根に設置された窓のことです。
主に、採光や換気を確保するために屋根の一部に取り付けられています。
採光や通風を取り入れることに優れているので、
採光を取り入れづらい狭小住宅にはとても相性が良い窓です。
★トップライトのメリット
1 採光性に優れている
トップライトの一番のメリットは、
やはり部屋を明るくすることができる
採光性に優れたところではないでしょうか。
トップライトは通常の壁面の窓に比べて
3倍の採光効果があるとされています。
空から自然の光が降り注いでくるので、
日中のほとんどを明るく過ごすことができます。
特に、周りを建物に囲まれている都内の狭小地では
採光を取り入れづらいことが多いのですが、
トップライトを設ければ上から光を取り入れることができるので
明るさを確保できます。
また、勾配天井や吹き抜けなどとも相性が良く、
トップライトを設置することで
明るく広々とした開放的な空間が生まれます。
2 通風性に優れている
トップライトは風通しの良さ、
つまり通風性にも優れています。
通常の壁面の窓だけの通気と比べて、
トップライトを設けた場合の通気量は4倍にもなると言われています。
暖かい空気は上に向かう性質があるので
トップライトと壁面の窓を開けることで
非常に風通しが良くなります。
ですから、効率的に外の空気との循環を図ることができて
換気を十分に行うことができます。
このコロナ禍には大変重宝するのではないでしょうか。
3 プライバシーの確保
近隣の家が近接しすぎている場合には、
近隣と窓が向き合っていることが多く、
周辺の視線が気になることもありますよね。
トップライトを設置すれば、高い位置に窓があるので
周辺の視線を気にすることもなく、
採光や通風が取れて明るい部屋になります。
ですから、プライバシーを確保しつつ、開放的な空間が実現できます。
4 省エネにも効果的
採光性と通風性に優れていることで省エネにも効果的です。
トップライトからの採光で明るいので
昼間は照明を使うことが少なくなります。
また、風通しが良いので、
夏の冷房の使用頻度を減らすことが可能です。
他にも、トップライトのガラスを遮熱や断熱性に優れたものを選べば
熱を遮断してくれるのでより冷暖房の効率を良くしてくれます。
トップライトはエコな暮らしを実現するのにピッタリな窓です。
5 防犯面から見ても安心
防犯面から見てもメリットはあります。
トップライトは屋根に取り付けられているので、
通常の壁面の窓と比べると空き巣や不審者などが入りにくい構造になっています。
ですから、夜に換気のために窓を開けたままにしておいても安心です。
★ トップライトはメンテナンスが大変
トップライトは屋根に窓を設置するので、
経年劣化などで雨漏りがしやすい箇所になるので
定期的なメンテナンスが大切です。
他にも窓の清掃も高い位置にあるのでやりにくい場合があります。
いずれにしても、雨漏りなどのメンテナンスや窓の清掃は
自分自身では難しいと思います。
ですから、メンテナンスや清掃を業者に頼む必要があります。
トップライトのデメリットはメンテナンスの難しさになります。
経験豊富な設計士と現場監督が、
多くの悩みに的確にお答えし、
理想のマイホームづくりを応援します。
是非お気軽にRICHアビリティにお越しください。
お隣のmadoかふぇから美味しいコーヒーを淹れ、
寛いで打合せ出来ます。