「こども本の森 図書館」安藤忠雄建築 - アビリティリッチ

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RICHの母コラム

「こども本の森 図書館」安藤忠雄建築

「こども本の森 図書館」安藤忠雄建築

こんにちは、RICHの母です。
コロナ禍になってから、ネット通販をよく利用するようになりました。
特に大きく変わったのは、本が大好きで用もないのにぶらりしていた本屋さんに、全く行かなくなった事。
本は新刊をチェックしたり、話題の雑誌を検索して、Amazonでポチっとしています。
そんな中で興味深い雑誌を先日発見!!
それは「BRUTUS」で800円。
価格としても手ごろで、A4サイズで薄型なので持ち運びも容易です。
なかなか面白い雑誌で、毎回テーマがあって、いろいろな方面からアクセスしている雑誌です。
今回は「建築を楽しむ教科書」として、各地のいろいろな建築物を、小さな建築、愛される建築として、
日本各地の建築物に関して、独自の視点で分類解説しています。
石川県では21世紀美術館や玉川図書館などが取り上げられています。

その中で気になった建物が、あの安藤忠雄設計の「こどもの本の森」大阪中之島の図書館。
安東忠雄氏は「子供たちが、絵本や児童書などに触れることで、判断力、表現力、感性、創造力を育んでもらいたい。また、子供たちが大人になった時、大阪に故郷を感じる場所を作りたい」との願いからの誕生。

そして驚くのが、名誉館長はあのノーベール賞受賞の山中伸弥氏。
山中氏は・・・こうメッセージを送っています。
子どものころから、本を読むことを通して多くのことを学んできました。読書体験がなければ、医学を志していなかったかもしれません。
幼いころからたくさんの本に触れ、読書体験を積むことは、その子の将来、そして行く行くはこの国の未来にとって大きな財産となります。
豊かな想像力を持った元気な子どもたちが育っていくことを期待しています。

通りと川を繋ぐテラス。青春をテーマに制作された安藤忠雄氏による青りんごのオブジェが置かれている。

立体的な通路を配した3層吹き抜け空間。本棚が壁一面を覆う。

各部が子どもたちをモジュールに設計されている。

しかし、こんな素晴らしい図書館ですが、今回の雑誌のサブタイトル「小さな建築・愛される建築」に通づるものがあり、安藤忠雄の世界観が垣間見られます。

金沢市でも石川県立図書館が小立野移転、今年夏前にオープン予定。
小中高時代は本多町にあったので、休みには良く通ったものです、冷暖房完備でしたので(笑)
今回愛称が決まり「百万石ビブリオバウム」に決定しました。
この愛称は図書を意味するイタリア語の「ビブリオ」。
成長や進化を連想させる「年輪」を示すドイツ語の「バウム」を組み合わせたようです。

建物のデザイン性からいうと「金沢海みらい図書館」も素晴らしい図書館ですね。
本田圭佑のCMしていた中にも登場していたくらいオシャレです。
設計コンセプトは、開けた時に「わっ!」とうれしくなるような「ケーキの箱」が正体。

外壁一面に並ぶ水玉模様。
この模様の正体は、約6,000個の丸い窓。
自然光を取り入れる為の試行錯誤の結果、大中小の大きさの丸い窓をキューブ型の建物の側面に
均等に配置されたようです。
外から見ると沢山の窓は、まるで海の中に浮かぶ泡の様だと言われています。

難しく考えるのではなく、身近な建物に興味を持つことで、その建物に息を吹き込み、
親しみを持って接することができます。

新築住宅の家づくりにおいては、お施主様が主役です。
沢山の家づくりストーリーがあり、ご家族の想い出や夢が込められて姿を現します。
そのプロセスには、沢山の時間を費やして、ご家族皆様での意見交換がなされます。
それら全てがかけがえのないものに違いありません。

次世代への命のバトンと共に、建物も引き継がれていく事を忘れずに、大切にしましょう。
RICHアビリティでは、建物に息を吹き込み、自分色に染めるお手伝い。
長きにわたりお家の不具合を治すホームドクターとして、寄り添ってまいります。
是非あなたの身近に、RICHアビリティを置いといてください。

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