不動産を個人売買するってありなの?
おはようございます、RICHの母です。
早いもので1月ももう終わりますね。
そろそろ正月太り解消に
手ごたえがあっていいはずなのに・・・
人間も動物だから、冬はため込むのかなぁ(笑)
寒い朝や鍋の後、飲んだ後の〆に雑炊。
そんな時にちょっとは箸休め的なもの、
欲しくなりますよね。
おススメしたいのがこの商品。
「ラー油昆布」です。
ピリ辛具合と胡麻がアクセントで
細い昆布がまたごはんに絡んで美味しい。
おにぎりの具材としても最高です。
我家の冷蔵庫の常備品になっています。
さて今日のテーマは「不動産の個人売買について」です。
最近は土地の高騰もあり
親戚間等での個人売買をする方が増えているようです。
また、個人売買での費用を抑える観点からも
出来るなら・・・との声も聞こえます。
果たして、不動産の個人売買はできるのか?
メリットやデメリットは何か?という事です。
★不動産の個人売買はできるがおすすめしない
結論から申し上げますと、
不動産の個人売買は誰でも行うことができます。
不動産会社が売主の代理・媒介をする場合は
国の資格となる宅建士の資格を所有する人が必要となりますが、
代理などを挟まない個人間では資格は必要ありません。
また、法律で個人間での不動産の売買をしてはいけない
といった決まりもないので、
法律的にも問題なく個人売買を行うことが可能です。
しかし、不動産の個人売買はおすすめできません。
特に初めて不動産売買を行う方は不動産会社に仲介を依頼しましょう。
不動産の個人売買は、買主・売主探しから必要書類の作成や収集など、
不動産売買に必要な手続きをすべて自分で行う必要があります。
また、個人売買では住宅ローンが利用できないため、
買主探しが難航するケースも考えられます。
このように、不動産の個人売買は手間がかかるため、
基本的におすすめできる売却方法とは言えません。
過去に不動産売買を経験している、
不動産業界で働いていて知識があるという方以外は
不動産会社に仲介を依頼する方が安心して売買を行えるでしょう。
★不動産の個人間売買をするメリット・デメリット
不動産会社を利用しないことで、
個人間売買には費用などの面でメリットがあります。
反対に手間がかかるといったデメリットもあります。
個人売買のメリット・デメリットを
よく理解して個人売買を行いましょう。
★【メリット】仲介手数料・消費税がかからない
個人売買の1番のメリットは
「仲介手数料や消費税がかからない」ことです。
仲介手数料とは不動産会社に仲介を依頼し、
不動産が売れた時に発生する費用です。
不動産会社を利用して不動産を売らないと発生しないので、
不動産会社を通さない個人売買で
仲介手数料が発生することはありません。
仲介手数料の上限は法律で決められており、
400万円を超える部分は売買価格の3%まで。
400万円以上の場合は以下の計算式で出せる費用を抑えられます。
仲介手数料=(売買価格×3%+6万円)+消費税
また、消費税もかかりません。
消費税は「事業者」が事業として行うものであること、
対価を得て行うものであることというようなルールがあるので、
個人間売買の場合は消費税を支払わなくて良いのです。
不動産を売るにあたって、
多くの人が負担となる仲介手数料を支払わなくてよくなるので、
売却費用を抑えたい人によっては大きなメリットとなるでしょう。
★【メリット】自由度が高い
不動産の個人間売買なら
何においても売主と買主の自由です。
どのような売買契約を結んで不動産を売るのか、
売却金額をいつどのような形で振り込んでもらうのかも
自由に決められます。
買主が応じてくれるのであれば、
不動産の名義変更などを行う前に売却金額を買主からもらい、
その費用を手続きの費用にすることも可能です。
売買契約を早く結ぶことを急かされることもないので、
買主と納得いくまで話し合いを行うこともできるでしょう。
★【メリット】スケジュール調整が楽
個人間売買であれば、
売却活動中のスケジュール調整が楽です。
不動産を売却する際に最も一般的な売却方法「仲介」では、
内覧時に売主・買主・不動産会社の都合を会わせる必要がありますし、
住宅ローンを完済して不動産を売却するのであれば
引渡し日には売主・買主、双方の不動産会社の担当者と合わせて、
金融機関の担当や司法書士の同席が必要となります。
そうなると、それぞれの予定を合わせるのは難しく、
不動産の売買が頻繁に行われる繁忙期には
なかなかスケジュールが合わせづらくなるでしょう。
その点個人間売買であれば、
売主と買主の都合がつけば、
いつでも何時でも問題ありません。
★【デメリット】手間・時間がかかる
個人間売買を行うとなるともちろん
不動産会社にサポートしてもらえないので、
すべてのことを自分で行わなくてはなりません。
買主候補探しに必要書類の収集などがあり、
不動産会社に依頼するよりもずっと手間がかかります。
また、売却活動が初めてであれば、
何をすればよいか分からないので、
都度調べることが多くなり時間もかかります。
法務局なども平日でないと対応してくれないので、
平日勤めている方は貴重な有給を利用したり、
次の休みまで待たないと活動できなこともあるので、
余計時間はかかってしまうでしょう。
★【デメリット】トラブルに発展しやすい
個人間売買はプロが介入しないため
トラブルに発展しやすいです。
買主と売主だけで取り決めがなされ
不動産の売買契約が行われるので、
売却後に◯◯だと思っていたと
認識のズレが生まれてしまったり、
プロでないと気がつかない問題を
取りこぼしてしまう恐れがあります。
売主は不動産を手放してしまうのでいいのですが、
買主は購入した不動産を利用します。
そのため問題も発見しやすく、
買主からの連絡で問題が発覚することも多々あるでしょう。
★【デメリット】住宅ローンが利用できない
個人間売買の場合、
住宅ローンを利用するのは難しいでしょう。
住宅ローンの審査には
重要事項説明書の提出が必要となります。
重要事項説明書とは売買契約を行う際に重要である
契約の条件や不動産の権利関係などを記載したもので、
宅地建物取引士による説明が必要になります。
個人間売買の場合は宅地建物取引士が介入しないので、
必要書類が用意できません。
したがって、ローン審査を受けることができないということになります。
買主は住宅ローン以外の方法で資金を調達するか、
売主への支払いの取り決めを別途する必要があるでしょう。
★不動産の個人売買の注意点
➀必ず相場を把握して売りに出す
➁親族間での個人売買は贈与税に注意する
➂契約不適合責任に問われないように対策する
➃個人売買でも購入・売却にかかる費用がある
★不動産個人売買が向いている人・向いていない人
➀不動産個人売買が向いている人
・不動産売買の知識がある人
・買主/売主が決まっている人
➁不動産個人売買が向いていない人
・初めて不動産売買を行う人
・高価な家を売りたい人
不動産に関する個人売買をご希望、
ご興味があり検討中の方は、
アビリティには資格を持ったスタッフがおりますので、
ご安心してご連絡ください。