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RICHの母コラム

今日は特別な日です!!

今日は特別な日です!!

こんにちは、RICHの母です。
なんと今日は、私の58歳の誕生日。
タイトルには「今日は特別な日」とは書いてはいますが、大したことはないです。
時間が止まらない限り、時は乱れることなく刻んでいます。

ただ、昨年からのコロナ禍では、この時間の進み方を止めたいと思った方や、早く進めたいと思った方が沢山いたのではないかと思います。

今までに経験したことのない生活は、いろいろな事に変化をもたらしました。

いまだに続いているマスクの着用は、2年前には考えてもみない状況。
また、今は当たり前にどこにでも置かれている検温設備や消毒液。
自分の体温を毎日気にしたこと等あったでしょうか?
なんだかとても不思議であり、生きているとこんな経験もできるのかと感心もします。

また、こんなにも行動が制限されること等、未経験です。
私にとっては、会いたい時に会えていた家族に会えないつらさは、一番のストレスです。
車で3時間30分も走らせれば、可愛い孫に会えていました。
ところが、県をまたぐ行動が規制され、ワクチン接種という事が推奨され、日本に居ながらにして他県は異国の地のような存在になっていました。

また、集まっては飲んでいた仲間とも会えなくなり、「会合」と言うものが死語になったかのように、聞かれなくなりました。
今年の年末は「忘年会」という宴会は元の通りに開かれるのでしょうか?
そしてグラスを重ねた「乾杯」はできるのでしょうか?

コロナの後遺症は、形を変えて今までの慣習をも変えてしまった気がしてなりません。
特に日本人の文化は四季というものに基づいて受け継がれてきました。
四季折々の中で日本人が感じる季節感は、島国であるがゆえに北海道から沖縄まで共感することができる素晴らしい感覚です。

しかし、このコロナの後遺症により、四季を感じることが制約され、小さな集団・グループ・地域との共通で済まされてしまうのではないかと危惧します。
日本が日本としての単位を細胞分裂させるのではないかと・・・。
加速度は、東京五輪やパラリンピックの開催により、多少の歯止めはかかったようではありますが、細胞分裂は静かに起こっていると感じています。

話は変わりますが、現在建築関係の特に住宅に係る仕事をさせていただいております。
その中でも2年間と言う時間で、変化は確実に起きています。
それはコロナ禍がもたらした良い部分として捉えることができると思っています。

それは何かというと・・・
テレワークの普及による「家」の存在価値です。
家のある場所を日本のみならず、世界のどこに位置付けてもいいという画期的な話です。

勤勉な日本人は、会社に出勤し勤務、自宅へ帰宅する。
そんなルーティーンを分刻みに確実に行ってきました。
いや、行う事が当たり前とされ、同一時間にどれだけのことができ、同一条件の中で序列をつけるという評価を余儀なくされていました。
このルーティーンができないと、まずもって、はじかれていたのではないでしょうか?

しかし、今は出勤をすることなく自宅で仕事をする。
俗にいう「報連相」は、メールや電話、SNSという形で行われています。
という事は・・・顔色で健康を気遣い、何気ない会話で変化を感じ取り、仲間意識やチーム意識を向上させることが排除されています。
極端にいうと、それを国が推進しているという事も言えます。

コロナ禍になるほんの少し前に、テレビドラマから生まれた「ワンチーム」と言うこの言葉は、大きな反響を呼びました。

日本人の美しい行動意識として評価され、大切なことだと誰もが思ったから流行したのではなかったでしょうか?
この言葉が流行した年の「年始の挨拶」に、どれだけの経営者がこの言葉を使い、社員に向けて話したでしょう。
今年の抱負に「ワンチーム」になって会社の力を結集し挑む・・・社内では姿も見ない役員までもが、ここぞとばかりに、こぞって使っていたことを思い出します。

今後の日本において「ワンチーム」としての組織づくりを、SNSに依存する形で日本は動くのでしょうか?
コミュニケーション手段が変化し、進化し続けることについていけるのか、不安は尽きません。

先日も資格試験を受けたのですが、試験会場で参考書を見るとか問題集を見るとか・・・
そんな姿が減ってきています。
受験生にはテキストも持っていない人も多くなっている現実があります。
その代わりに携帯片手にYouTobeを見ているのです。
ですから手荷物すらない状況で、筆記用具だけの身軽さ。
情報のスピードと正確さはもはや、ペーパーレスと=になっているのです。

時間の使い方も今のペーパーレスの時代では大きく変化してきています。
どこでも情報を得られ、コミュニケーションをとれるようになると、時間の利用は24時間全てをフル活用にします。
時差という概念もなくなり、人間としての生活は情報化社会の被害を確実に受けるでしょう。
体内時計の24時間をどうコントロールすべきなのか?
つまり、プライベート時間との線引きができなくなるデメリットが発生します。
超えなければならない課題は多いですね。

58歳の誕生日を迎えて、感じていることを記してみました。
最近は、全国各地の方から、Facebookを通じていただくとが多くなりました。
人生のターニングポイントを、いろいろな方がいろいろな形で迎えています。
私が今言えるのは「必ず朝は来る」と言う単純な話です。

悩んでいる人にも、笑っている人にも、病の人にも、子供にも、お年寄りにも平等に訪れるという事です。

だとしたら・・・あなたはどんな朝を迎えたいですか?

澄み切った空気を思いっきり深呼吸して吸い込み、体内から思考回路の隅々からデトックスして、朝に感謝して一日をスタートしたいと、私は思います。

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