平屋は地震に強い - アビリティリッチ

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RICHの母コラム

平屋は地震に強い

平屋は地震に強い

こんにちは、RICHの母です。
最近、地震が多いと思いませんか?
特に能登半島沖では1日に数回観測されたり、毎日のように観測されている気がします。
東日本大震災からの復興もまだまだの中、自然災害とは言うものの、怖いですよね。
地震に強い家・・・考える方も増えてきました。

世界に目を向けてみると、意外と先人の知恵が活かされている建物があります。
それは「アルバニア・千の窓の町」の家です。
15世紀にオスマン帝国の支配下になり、今のような街並みになりました。
街は坂と階段だらけで、今も昔も、ラバや馬が活躍しているくらいです。
街の家は、2階部分が張り出しているが、その理由について、この街は地震が多い土地で、1851年の地震で街が崩壊し、1階部分には殆ど窓の無い石造りの構造で、小さな穴は銃眼用の穴です。2階部分は暮らしの部屋で採光を重視して縦長の窓が3~4個付けられています。
そのため「千の窓の町」呼ばれる街並みになりました。
漆喰の外壁の所々に木の破片を入れ込むことで、地震に対するクッション材のような役割を持たせています。
また、狭い町の建築のため、木造になったことで、窓を多く作ることができ、床を張り出して床面積を広げることも可能になった町です。

さて、今回は地震に強い家について、再度考えてみたいと思います。
このテーマは以前にもコラムにてお話はしています。
そちらをまずは見てみたい方は
⇓⇓⇓
地震に強い家

★耐震性が高い家を作る

地震に強い家は、耐震性が高いという特徴があります。
日々の地震や、大地震、余震から身を守ることができる強い家の耐震対策として3つがあります。

➀揺れに耐える耐震の家

つまり耐震性を高める方法です。
柱や耐力壁などの強い部材を使用し、住宅の骨組みなどの構造部分を強化します。

➁地震の揺れを直接建物に伝えない免震構造の家

建物と基礎部分の間にゴムやダンパーなどの免震装置を設置して揺れを最小限にします。
地震の振動を伝えづらくする効果が高いため、費用も高くなります。

➂地震のエネルギーを吸収して振動を軽減する制震のある家

免震に比べると揺れを抑える効果は少なくなりますが、衝撃を和らげ、費用を抑えることが可能なため人気の耐震対策になっています。

この耐震、免震、制震の3つが地震に強い家づくりをする上で非常に重要です。

★地震に強い家の特徴

➀地震や台風に強い平屋

家には平屋、2階建て、3階建て、広い間取り、狭い間取りなど様々なものがありますが、地震にはどんな間取りが良いかご存知でしょうか?
低い建物で、長方形や正方形のシンプルな間取りの平屋がおすすめです。

地震によって受ける揺れが小さく、建物への負担が少ない上に耐震構造が作りやすいからです。
さらに平屋住宅では、建物の高さが低く、軽いため風圧への抵抗が少なくなります。
それゆえ、雨風に対する対策が必要な、台風に強い構造になっています。
このような利点から最近では平屋を選ぶお客様が増えてきました。

➁平屋には耐震性が必要

平屋は地震や台風に強いと言いましたが、ただ平屋なら良いわけではありません。
あくまでも耐震性が高い耐震構造が重要なのです。
例えば、間取りを考える際、広い部屋を作ろうとすると柱や支えを減らすことがあります。
柱や支えを減らしてしまうと、耐震性や風圧への抵抗が低くなってしまうことがあるので注意が必要です。
そのため、大切なのは作りたい間取りや、生活スタイルに合わせた耐震構造を作ることです。

平屋は自然災害が多くなってきた今、非常に人気となっております。
RICHアビリティでも、現在平屋の新築計画が進んでいます。
是非、平屋のメリットを解っていただけたらと思います。
いつでもご相談の方承ります。

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