憧れはテレビは壁掛け!
こんにちは、RICHの母です。
ビックニュースが飛び込んで出来ましたね・・・!!
何かというと「ABBAが40年ぶりに再結成」11月に新アルバムもリリースするとか。
1970年~80年と言うと、ドンピシャに母。
フォークソングと洋楽が同時に若者の中で流行っていました。
母の中では懐かしいですが、誰もが聞いた事のある曲でなじみ深いかと。
コロナ禍でのエンタメ世界は難しい活動となっていますが、なんだかうれしいニュース。
IKEAでスウェーデンは身近ですが、もう一昔前は「ABBA」で身近でした。
平均年齢74歳とか、母も頑張らねば!!
さて、今回は前回の壁面収納と関連している「テレビ壁掛け問題」です。
「新築にしたらテレビは大型で壁掛けが憧れ!」そう思っている方も少なくありません。
そこで今回は壁掛けにした時のメリット&デメリット、注意点を見ていきたいと思います。
★壁掛けにしたい理由
新築にしたら壁掛けにしたい理由を、実際に新築後に壁掛けテレビにしたお施主様にリサーチしてみました。
その結果・・・家でシアター気分を味わいたかったからというご回答。
結婚する前から、夫婦そろってよく映画館に行ったり、家でDVDを見ることが多かったため、家でシアター気分を味わえたらいいなと話していたそうです。
かといって、大型スクリーンを設置するほど本格的なものでなくてもよかったので、テレビを壁掛けにしてソファーでゆっくり映画鑑賞してみたいということで壁掛けテレビにすることに。
新築にするとテレビは大型のものに買い替えするタイミングですから、そのタイミングでの憧れを現実的にしたと言えます。
★壁掛けテレビのメリット
➀スッキリしてオシャレなリビングになる
壁掛けテレビにすると、まるで絵が掛かっているかのように見た目がオシャレで、圧迫感がなく、部屋全体がスッキリ広く見えます。
➁配線のゴチャゴチャがスッキリして掃除がラク
テレビの裏側といえば、配線がゴチャゴチャしていて、ホコリも溜まりやすい場所です。周辺機器を接続したりするとテレビから色々なコードが出ていて見た目も悪くなりがち。壁掛けにすれば、配線を壁の中に隠すことができるので、配線のゴチャゴチャをスッキリさせることができます。
その結果、ホコリも溜まりにくくなり、掃除がとてもラクに。
➂壁掛けだから転倒しないので地震対策に最適
壁掛けテレビにすれば、壁に金具でテレビが固定されているので、万が一地震が来ても倒れる心配はありません。
★壁掛けテレビのデメリット
➀テレビの位置を動かせない
壁掛けテレビにすると壁に金具を取り付ける為、テレビの位置が固定されてしまいます。部屋のレイアウトを変えたり、模様替えしたいと思ってもテレビの位置は動かせません。また、テレビの大きさやメーカーが変われば、取り付け金具の位置を変更する必要が出てくるため、かなり手間がかかります。
➁テレビや周辺機器の接続に手間がかかる
新しくテレビを購入したり、周辺機器を買い替えたりすると、新たに配線をつなぎ直す必要が出てきます。
その際、ケーブルなどの配線を壁の中に隠蔽している場合、配管にコードを通したりしなければならないため、かなり手間がかかります。
★壁掛けテレビにする時の注意点
➀壁掛けテレビの配線計画が重要
壁掛けテレビにする際、配線をどうするかがとても重要になってきます。
配線計画をしっかり考えておかないと、せっかく壁掛けにしたのに、配線コードがダラーンと出ていたり、必要なコードを通す場所がなかったり、コンセントが足りなくなったりしてしまいます。
事前にしっかりと設計者と打合せをしておきます。
➁周辺機器の収納方法とサイズを決めておく
テレビに接続する周辺機器(ブルーレイレコーダーやハードディスク、4Kチューナー、PSPなどのゲーム機器など)はあらかじめ何を接続するのか決めておき、今後必要となる機器も想定しながら、収納方法とサイズを決めておく必要があります。
テレビボードを造作家具で制作してもらう場合などは、設計者にPS4やDVD、ゲームソフトなどが収納できる奥行と高さを事前に伝えておきます。
➂壁掛けテレビの高さを決める
壁掛けにするテレビの高さを決めるときは、どの位置でどのようにしてテレビを見るかを考えて設定する必要があります。
ソファに座って見ようとする場合などは、ソファーの高さを考慮しテレビの中心が床から何センチがベストの高さなのか?
あらかじめご要望とソファの詳細を伝えて設定します。
テレビが高すぎると首が痛くなるので、見下ろすような感じで見る方が首が疲れません。
➃壁掛けテレビの背面の壁にこだわる
テレビを壁掛けにする際、意外と気を付けておきたいことが背面の壁の色です。
壁掛けテレビにしている家の画像を見ていると、白い壁に壁掛けされたテレビだと白と黒のコントラストが強すぎるように感じます。
それに比べて、背面の壁に色がついていたり、木目やタイルになっている方がテレビと壁のコントラストが緩和されて違和感なく馴染んでいるようです。
壁面の色がテレビの枠が類似していると、境界線が曖昧になり、テレビをつけると壁にテレビが浮いているかのように見えます。
照明を消してテレビをつけると、映画館にいるときのようなシアター感を味わえます。
テレビを壁掛けにする際は、背面の壁にもこだわってみると満足感がアップします。
★壁掛けテレビにするか迷っている人へ
注文住宅で家を建てるなら、壁掛けテレビにしてみてはどうでしょうか。
配線の問題や自由に位置を変えられないなどの多少のデメリットはありますが、見た目のスッキリ感や掃除のしやすさなどデメリットを上回るメリットがあります。
テレビを壁掛けにしたいと思ったら、どんな方法があるのかよく調べて、設計者と入念に打合せしておくと安心です。
アビリティの設計士は、若いですが自邸を2軒建築した経験があり、壁掛けテレビにも経験があります。お任せいただければ、経験を活かしたご提案をさせていただきます。