自分の家を建てているのに現場に入れない!本当ですか?
こんにちはRICHの母です。
昨年末に人生初の「スープカレー」を食べました。
スープカレーと言えば北海道が有名ですが、何度か北海道には行ってはいますが、やはり北海道と言えジンギスカンや海鮮、ラーメンが先に立ち、スープカレーを食するまでには至らなかったのです。
金沢でもなかなか専門店も少なく、今まで機会には恵まれなかったのですが、数年前に自宅近くで専門店がオープン。
人気のお店でいつも駐車場は満車。
なかなか行けなかったのですが、年末に希望叶っていく事ができました。
無茶苦茶スパイシーで美味しかったですし、ラッシーも初めて飲みましたがマンゴーがほんのり甘くて最高。
未知の世界を開拓するって楽しいですね・・・食ですが(笑)
コロナ禍という事ではないのでしょうが「つくり手が見える」大切さに気付いているでしょうか?
例えば、最近飲食店でも厨房が見えるお店やキッチンが見えるお店・・オープンキッチンを持つ店の売上が急増しているとの事。
その店にある程度のリサーチをして来店し、人気商品や映える商品をオーダー。
ここからが、リピーターになるかどうかの勝負。
一つのオーダー品が完成するプロセスを目の前で見ることで、期待度がどんどんアップ。
勝手に味への加点をしていくのです。
そこを解っている料理人は、そのプロセスに渾身のパフォーマンスを入れて、オーダーから料理提供までの時間でファン化。
言葉なくしてその動きが、見るものにストーリーを伝えきってしまうのです。
家づくりも同じ。
いや、金額的なことを言えば、料理以上のプロセスをお施主様は知って当然なのです。
家づくりのプロセスは、1人で成り立っているのではなく、多くの職人さんや業者の方々繋がりがあり、それぞれの専門分野での
最高のパフォーマンスを行っています。
そのパフォーマンスの集大成が、家として完成を迎えるのです。
大工さんと家づくりへの想いの会話し、設備屋さんとショールームに何度も足を運び決めた時間の経過を懐かしく思い返しながら、そしてクロス選びのサンプルの取り寄せの多さを笑いながら・・・
数カ月の施工期間を家づくりのストーリのクライマックスとして描くべきなのです。
最近打合せをさせていただいたお客様から「現場はいつでも見れますか?」との質問を受けました。
えっ!!マイホームの現場を「いつでも」見れますか?とはいったいどういう事?
聞くところによれば、とあるメーカーさんでは「引き渡しまでは所有者は当社なので、出入りは基本出来ない」と言われたの事。
勿論、工事中の現場ではありますから、安全面からの制約はあって当然ですが、家づくりのストーリーの一番のクライマックスを
人生をかけて住宅ローンを組み、長い年月を夢見てつくるマイホームの進捗を見れないとは・・・
ましてや、お子様が3歳にもなれば、パパとママと一緒に自分が住むことになる家を、休みになる度に行く事は、「絆」になるのです。
代々受け継がれるであろう「我が家」を小さいながらでも見ること・体験することで受け継いでいくのです。
それは、賃貸住宅に住んでいる人、建売住宅に住んでいる人には決してない、注文住宅と言う家づくりでしか経験できない「思い出づくり」なんです。
大切にしなければいけない事。
食育という言葉がありますが、衣食住という括りから考えると「住育」ではないでしょうか?
家と言う帰る場所が、子供の成長とともに意味が大きく変わっていきます。
独り立ちしていく子供にとっては「故郷」になるのです。
また、ご夫婦の中でもマイホームを持つことで、ライフスタイルをはじめ将来への生活設計が現実化していきます。
第二の人生のスタートは、現代の医学の進歩から、誰もが考えておく必要のある時間です。
そこには「家族の在り方」=「絆」が生まれ、月日とともに強く太くなっていくのです。
また、このコロナ禍での新生活様式ともなると、仕事場としての家の在り方も求められます。
飛行機での通勤が可能なら、マイホームは国内に限らず、世界にも居住ができる時代になってきています。
会社に訪問して、名刺交換して、接待をしながらの契約時には握手を交わす・・・昭和レトロとしか言いようがないですね。
こんなにも「家」の存在意義は大きく変化しているのです。
毎日でも進捗を確かめたいというお施主様の気持ちは同然かつ必然なことなのです。
お客様と職人さん、そして当社スタッフの三位一体の家づくりには、現場は家づくりストーリに不可欠なもの。
是非、一緒に家づくりができる会社とともに、大切なマイホームづくりをしてみませんか?