ライフスタイルをデザインする!!

こんにちは、RICHの母です。
先日、インテリアデザインセミナーに参加してきました。
コラージュボードを作成する
ワークショップのセミナーで、
手先が不器用な私には、
小学校以来の木工ボンドを使うという
童心に帰った時間でした。
そもそもこのセミナーは、
お客様に対して、トータール的なデザイン提案を
お話を聞きながら作っていくというもの。
ファッション雑誌や家具家電、料理までもの範囲で
お客様のライフスタイルをデザインするという
これまたハードルが高いですが、
家づくりのテーマを見つけるには
とてもいい作業でした。
RICHという家づくりを、写真や小物を駆使して
ご提案できる日を楽しみにしています。

さて今回のテーマは「ライフスタイルをデザインする」
という事についてです。

そもそも「ライフスタイルのデザイン」とは・・・

暮らしに関わる空間や事物を総合的に設計し、
生き方までもデザインする、という意味。
消費者の意識が、物質的なモノから、生き方そのものへシフト
「漠然とした暮らしのイメージから、
自らが理想とする具体的な生活を実現するモノへ」
という流れ。

これが言葉の意味とされているところです。

難しく言っても仕方がないと思うので
身近なものに例えるなら・・・
今までの家づくりでいえば、
「家」というものに対して、
工法・素材・間取り・外観・設備etcといったもので
建物自体に関して設計施工してきました。

それが昨今では、住み手側のご家族、その個人まで掘り下げ
どんな暮らしぶりをして、どんな時間の使い方をして、
どんな洋服を着て、何を好んで食べて、
どんな休日を過ごして、人生のコールまでの生きざまも
「家づくり」に反映させることが求められています。

つまりこれが「ライフスタイルをデザインする」

だからこそ、決して同じものがないのです。
単位が個人になっているため
全てがonly oneになってしまうのです。

素人がそのonly oneをすべての家族から引出
まとめ上げて、家というカタチにするのはかなり難しいのです。

そこで、我々のような工務店に相談に来られ、
第三者的立場から、ベストをセレクトし
〇〇様のライフプランをデザインし、造り上げていきます。

また「ウェルビーイング」を高める心地よい場づくりから、
家族や住人の関係性をデザインする事にもなります。

さて、well-being（ウェルビーイング）とは？

「well-being（ウェルビーイング）」とは、
直訳すると「幸福」「健康」という意味があります。
ウェルビーイングの定義においてよく引用されるのが、
世界保健機関（WHO）憲章の前文の一節です。

“Health is a state of complete physical,
mental and social well-being and not merely
the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、
すべてが満たされた状態にあることをいいます。
（日本WHO協会仮訳）“

つまりウェルビーイングとは、
幸福で肉体的、精神的、社会的
すべてにおいて満たされた状態をいいます。

このことから、
現在はこの満たされた状態から更に進化し
家族間の人間的コミュニケーションの取り方を重要視し
それぞれの希望するコミュニケーションの取り方を
家という空間にデザインするように
なってきたという事になります。