「天井を高くしたい!」あなたのために。 - アビリティリッチ

COLUMN

RICHの母コラム

「天井を高くしたい!」あなたのために。

「天井を高くしたい!」あなたのために。

こんにちはRICHの母です。
5月と言えばこどもの日がありましたね。
最近、このぼりは中々見なくなりました。
五月人形は飾られているのでしょうか?
何となくですが、ひな祭りはCMやスーパーなどでも
かなりの話題性のあるイベントで、
その際のお料理や装飾物も目にする機会が多い気がします。
わが家では、孫がいるのでイベントは孫が中心。
今年は幼稚園に入園だったので、こどもの日の前にお祝いでした。

さて今日は「天井を高くしたい」あなたのために
標準的な天井高や最適な天井高について
さらには天井高を高くするメリットとデメリットについてお話したいと思います。

注文住宅を建てる魅力と言えば
デザインの自由や設計の自由があげられます。
つまりは天井高も自由に設定できるという事です。

【標準の「天井高」はどれだけ?】

戸建の住宅の場合、建築基準法でいえば
天井高は2m10㎝以上あれば居室として成り立ちます。
現在は標準的な天井高は2m20㎝~2m40㎝です。
1階が2m40㎝、2階は2m20㎝がポピュラーですね。

よく1階のLDKで梁が見えている工法・構造の場合
2m70㎝くらいまで高くしたり、さらに3m20という天井高の場合もあります。
工務店やハウスメーカーの設計やこだわりが出る部分でもあります。

設計の際に「天井を高くしたい」というご要望に関しては
どこもここも高くすればいいというわけではなく
建物全体の高さを考慮したうえで
高くする空間と低く抑える空間を併用し
メリハリのある空間づくりをお勧めします。

【天井を高くするメリット&デメリット】

★メリット
一番は開放感が得られることでしょう。
例えば天井高が3m程度あれば
視界に天井が入らずに圧迫感はなくなります。
天井が高いと壁の高い位置に窓を設けることができます。
太陽の光が効果的に部屋に取り込めると同時に
温められた空気を逃しやすく換気が容易にできます。

★デメリット
天井高を高くすることで、室内の容積が大きくなるため
部屋が温まりにくくなることです。
この点は最近は高気密・高断熱の家が多く
エアコン1台で十分に暖かくできます。
また、床暖房などを活用すると輻射熱により
より効率的な暖房効果を期待できます。
その他には、音が響きやすくなることがあります。
吸音効果としてのカーテンやカーペットの活用で防ぐことはできます。

【最適な天井高とは?】

★リビング
家族が長い時間過ごし、来客との時間を楽しむ事もあるので
天井高は2m40㎝以上は確保したいですね。
大人の平均的な目線の高さが1m50cmとすると
その倍の3mに近ければ開放感はグッとアップします。
吹き抜けや勾配天井などの空間のメリハリもとても効果的です。

★ダイニング
ダイニングテーブルを利用すると座った時の目線は1m10㎝前後なので
その倍の2m20㎝あれば低く感じません。
最近はLDKという空間なので、その中での天井高のメリハリをつけると
空間の区切りができます。

★キッチン
キッチンの天井高は、キッチンの高さと
吊戸棚やレンジフードの高さを考慮する必要があります。
キッチンの標準は85㎝として、吊戸棚は60㎝~80㎝
レンジフードの長さは50㎝~60㎝が一般的。
手元の作業スペースも考慮すると天井高は2m30㎝程度がベストになります。
キッチン収納は、高い位置のスペースはなかなか使いづらい時も多いので
天井高は低く抑える方が有効です。

★主寝室
就寝のための場所の主寝室は
リラックスできるように天井を低めに設定するのが一般的です。
ベッドの上で起きた時に頭をぶつけないためにも
ベッドの高さにプラスして1mは必要です。
勾配天井で低い方を頭側にする場合でも
天井高は1m70㎝程度は確保したいです。

★玄関
玄関の天井高は、玄関ドアのサイズを基準にして決めることが一般的です。
既製品の玄関ドアの高さは2m20㎝~2m30㎝、
関框の高さを20㎝として2m40㎝~2m50㎝で大丈夫です。
玄関は長いする場所ではないので、高くするより低くし
居室を高くすることで視覚的に広い家と感じさせることができます。

★和室
床に座って過ごす和室は、天井を低く抑えやすい空間です。
本来は2mで十分ですが、建築基準法上2m10㎝以上必要です。
最近の畳コーナーや子上がりの和室等
リビングの一角であれば和室としての居室ではなくリビング扱いです。
小上がりを40㎝として天井高を2m40㎝にすると2mの空間確保はできます。
隣接する空間との天井高を考慮して決めると良いですね。

天井高は家の広さへの効果と、人間の心理的効果を考えると
一律同じ天井高にすることは避け、メリハリをつけたプランをお勧めします。
天井高へのご要望がある方、住心地の良い家をご希望の方は是非ご相談ください。

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