理想の新築住宅にパントリーは必要か?
こんにちは、RICHの母です。
そろそろ梅雨入り宣言が気になる時季に日本列島が突入しますね。
じめじめする梅雨・・・カビルンルン♪の活躍の時期は嫌ですね。
そんな中でも子供たちはそんなこともお構いなしで、
傘をあちこちに突っ込んだり、長靴の中に何故こんなにも水がはいる?
といった、洗濯物が乾かない時期のママを困らす事が起きる時期です。
まぁ、コロナ感染で寝込んだりするよりはいいとしても、トホホですね。
さて、今回は「パントリー」についてお話したいと思います。
そもそも「パントリー」とは?
もともとホテルの調理場などに設置されていた、
小さな収納部屋の事を指しています。
最近では、家族構成やライフスタイルによって、
またコロナ禍での新生活様式により、
食材や飲料をストックしておく場所として、
ご要望が増えてきています。
また料理好きの方の沢山の調理器具をしまっておくことができるので、
料理好きの方の中でも重宝する空間となっています。
【パントリーの3つのメリット】
➀キッチンを広々使える
使用頻度の少ないものをパントリーに入れておくことができるので、
キッチンはすっきりした状態を保つことができます。
➁キッチンの見栄えをよくする
見せてくないものを収納することにより、キッチンを綺麗に保つことができます。
突然の来客にも、慌てることもないでしょう。
➂食料品のストックができる
まとめ買いををした食品の収納に便利です。
特に今のコロナ禍での外出自粛では、かなりの量の食料品のストックが必要。
さらに、災害の備えとしての水や非常食のストックにも重宝します。
【パントリーの3つのデメリット】
➀スペースの確保が必要
パントリーを造るには、キッチンのそばにそのスペースが必要になります。
ある程度の広さがないと幅や奥行きが確保されず
使いづらくなってしまいます。
キッチンとパントリーの関係からどちらか一方のスペースの確保で
作業の効率化が落ちるのは本末転倒。
➁料理中の移動が多くなる
パントリーに必要な食材や調理器具をしまっておくことで、どうしても料理中の移動は多くなりがち。
効率よく料理するためにも、準備とキッチン収納にしまうものの分類をキチンする必要があります。
➂物が増えることで管理の手間がかかる
収納量の増加で、物も比例して多くなる傾向があります。調理器具や食器は問題はないですが、食品になると賞味期限があるので、整理整頓と管理が必要になります。
【パントリーを造るために知っておくべき事】
➀間取り
パントリーを有効活用するためには
一般的にはキッチンの一番奥のスペースに設けます。
使い勝手が良くリビング側からは見えずらいのでオススメです。
また、家事動線をスムーズにするために
玄関とつなげると買い物した物の収納に便利です。
➁種類
★ウォークイン型
その名の通り歩いて入ることができる小さな部屋で
とにかく収納力があります。
食材や調味料などの他、普段はあまり使わない調理家電や
箱買いした飲料もしまっておけます。
但し、広さがある分詰め込み過ぎは要注意です。
★壁面収納型
キッチンの壁に取り付けるタイプのパントリーです。
キッチンの背面や側面に、大型のクローゼットが付いているイメージです。
キッチン内にあるので移動が少なく済み
目に見える場所にあるので、ストック量の把握もしやすいです。
但し、ウォークイン型と比べると収納力は落ちます。
➂広さ
一般的にパントリーの広さは、0.3畳~3畳ほどと言われています。
家族構成やライフスタイルに合わせて
広さを見極めることが大切です。
パントリーの奥行きは、40cm前後がオススメです。
それ以上奥行きが広いと、取り出しにくくなります。
大きな物を収納しておきたい場合は
収納の際持って出入りしやすいかどうか
開口部分の広さも確認しましょう。
➃換気
食品などを保管しておくので
臭いや湿気がこもってしまわないよう換気が大切です。
湿気によるカビの発生は、食品や調理器具などを保管するので
衛星的に保つ必要があります。
換気をするためには
パントリー内に換気扇や小窓を設置します。
小窓からの太陽光は直射日光にならないように
保管する物の位置は配慮してください。
➄扉
パントリーに扉を付けるかどうかは
パントリーの位置や間取りにより異なります。
見えなくしたいなら扉は必要です。
しかし、見えない位置にあるのなら扉がない方が使い勝手はいいです。
また、扉が開き戸か引き違い戸かによっても、
使いやすさが異なります。
スペースが限られている場合は引き戸がオススメです。
今、新築住宅をご検討の方には
パントリーの事を知った上での計画をおススメします。
迷われたらお気軽にRICHの母までご相談ください。